あんこ好きによる、あんこ好きのためのあんこ玉。
昔懐かしい味に口いっぱいに広がるあんこの甘味、何個でもパクパク食べられちゃいますよね。
そんなあんこ玉が格安の駄菓子で買えるとなったら、即刻飛びつきたい方も多いのではないでしょうか。
今回は駄菓子で買えるあんこ玉や、自宅でできるあんこ玉の作り方をご紹介します。
1.あんこ玉の定義
そもそもどういった商品をあんこ玉と呼ぶのか、まずはその定義について確認しておきましょう。
あんこ玉は日本の駄菓子の一つです。
小豆餡を玉状に丸め、きな粉や寒天で包んだものをいいます。
あんこ玉といえば関東の埼玉県「舟和」の商品が最も有名です。
ころんとした餡をくるんだ寒天が、ぷちっと弾けるのが特徴。
人気の小豆を始め、白いんげんや抹茶、イチゴ、みかん、コーヒーなど味の種類も豊富です。
2.あんこ玉のおすすめ駄菓子
今度は駄菓子で手軽に購入できるあんこ玉をいくつかご紹介します。
①あん玉 駄菓子 昔なつかしい あんこ 一口サイズ
ぎっしり詰まったあんこが特徴的な「あん玉」
ウィスキーとの相性が抜群と意外な発見をした商品です。
あんこの粒子のスキマにウィスキーが入り込み、「芳香な液体」へと変化していくユニークな味を楽しめます。
1袋200gで300円台と低価格なのも嬉しいポイントです。
- あん玉 駄菓子 昔なつかしい あんこ 一口サイズ
②東京下町あんこ玉 120g(約23個入)
東京下町の懐かしい風味に仕上がったあんこ玉。
ほろほろと優しい甘さのあんこを、国産きなこで贅沢に包みました。
温かいお茶との相性は抜群!熱々のお茶と一緒に癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
入り数は約23個、小ぶりサイズなので小腹が空いたときにもおすすめです。
- 東京下町あんこ玉 120g(約23個入)
③あん玉 250g×5袋セット 佐藤製菓
自宅や職場への買い置きにぴったり。
250gのあんこ玉が5袋セットになりました。
材料は生あんと砂糖、水あめの3つだけ。小豆本来のおいしさがじっくりと味わえる一品です。
シンプルなパッケージに、昔懐かしいあんこ玉の味を堪能できます。
- あん玉 250g×5袋セット 佐藤製菓
3.和菓子の歴史
今度は和菓子の歴史について見てみましょう。
日本が誇る和菓子にはどのような深い歴史があるのでしょうか。
・古代のお菓子は木の実が主流だった
食が十分でなかった古代は、木の実や果物を採って空腹をしのいでいたといわれています。
当時は食べ物を加工する技術がなく、木の実や果物の甘味が特別で、主食と区別していたものと考えられているのです。
・鎌倉時代に喫茶が流行する
「茶の湯」が流行した鎌倉時代初期には、喫茶の風が広がります。
後に室町時代には「点心」とよばれる軽食が流行し、「羹(あつもの)」という今の「羊羹」の元となる食べ物が誕生しました。
この時代のお菓子が、日本の和菓子の発展に繋がっていきます。
・南蛮菓子の渡米
その後はスペインやポルトガルによって南蛮菓子が渡米。カステラやビスケット、パンなどが現在の和菓子の原型にもなっています。
・和菓子が大きく発展するのは江戸時代
江戸時代以前は戦が多く、お菓子を楽しむという余裕は当然ありません。
しかし江戸時代が訪れ平和な世が訪れたことから、日本ではお菓子作りに力を入れるようになりました。
日本中の城下町で本格的な和菓子が生まれたのがこの時代です。
さらに京都の「京菓子」と江戸の「上菓子」が競い合うようになったのもこの頃。
現在私たちがよく口にする和菓子の多くは、江戸時代から食べられているのです。
4.あんこ玉を自宅で再現する方法
あんこ玉を買いに行くより、自宅で簡単に再現する方法があったら試してみたいと思いませんか?
最後はあんこ玉を自宅で再現する方法をご紹介します。
材料はこしあんやきな粉、お好みで抹茶の粉などを用意するだけ。
こしあんはお皿にのばして、電子レンジで1分程加熱しましょう。
堅さが調節できる程度でOKです。
あとはあんこを棒状にしたのち、一口サイズになるように輪切りします。
棒状にする際はラップで成型するときれいにできますよ。輪切りした物を手できれいに丸めていきましょう。
あとはきな粉や抹茶をまぶして完成です。
きな粉はボールに入れてあんこ玉を転がすように混ぜるのがポイントです。
「舟和」のあんこ玉のようにしたい場合は、粉寒天1gと水100㏄と砂糖小さじ1を用意してください。
お鍋に水と粉寒天を入れて火にかけ、粉寒天が溶けたら砂糖を入れて溶かします。
完成した寒天液にあんこをくぐらせたら完成です。
小さなカップに入れた寒天液にあんこを入れてもいいですし、まるめたあんこに寒天液を掛けてもOK
最後は冷蔵庫で冷やせば「舟和」のあんこ玉を再現したお菓子の出来上がりです。
5.まとめ
今回はおすすめのあんこ玉商品や、あんこ玉を自宅で再現する方法についてご紹介しました。
甘いものが好きな方はもちろん、甘いものを普段食べない方でも、あんこ玉が食べたくなってきたのではありませんか?
今回ご紹介したあんこ玉を通販で取り寄せてもいいですし、自宅に材料が揃っている方は、今日のおやつに作ってみるのもいいかもしれませんね。
甘いものは気分のリフレッシュになりますので、ぜひ自宅であんこ玉の甘味を堪能してくださいね。